住宅の高さについて

・道路斜線制限
・隣地斜線制限
・北側斜線制限
・日影規制
という、住宅の高さに関する制限をご存知ですか?
これらの目的は、採光や通風を確保することです。
 道路斜線制限は、
 「前面道路の反対側の境界線から建築物の敷地上空に向かって斜線を引き、
その斜線の内側に建築物を建てなければならない」
という規制です。
すべての土地に適用されます。
 隣地斜線制限は、20m又は31mを超える建物が対象です。
 家族用の一戸建てを計画している皆さんには、あまり関係ないかもしれませんね。
 逆に、目にする機会が多いのが北側斜線制限です。
 家が密集している地域では、場所によって日当たりが悪くなることがあります。
そんな中でも良好な環境を守るために、
道路斜線制限や隣地斜線制限より厳しい制限を設けています。
これは、第一種・第二種低層住宅専用地域のほか、
第一種・第二種中高層住宅専用地域も対象になります。
 最後に日影規制について。
これは、日影による中高層建築物の高さを制限するものです。
 冬至日に一定時間以上日影となる部分を生じさせないことを目安としています。
 近所に中高層建築物ができると、周囲の敷地の日照時間は減ります。
 日影になる時間が長いと、人によってストレスを感じることがあります。
 日影規制は、心身の健康を守るために欠かせません。
ちなみに、第一種・第二種低層住宅専用地域で日影規制の対象となる建築物は、
軒の高さが7m超、または地階を除く階数が3以上の建築物です。
 (一般的な木造住宅の場合、軒の高さは6~7m程度)
 皆さん、
 「日当たりの良い土地を探して新築したのに、
南側にマンションができて日照時間が短くなった」
というトラブルは、あなたも耳にしたことがあるのではないでしょうか。
ドラマの題材になったこともありますよね。
 日本人は、外国人と比べて日当たりを重視する人が多いとか。
 制限だらけでうんざりしたかもしれませんが、
土地探しの際は、『○○制限アリ』と記載されていないか、必ずチェックしましょう。