売主の本人確認について

さらに、契約時に気をつけるべきポイントが4つあります。

まず一つ目は、売主が本人かどうかを確認してください。

たまに売主本人でない人が、契約の席に座っていることがあるのです。

 例えば、売主の弟さんとかですね。

 売主本人が入院していたり、遠方に住んでいたり理由はいろいろあります。

 代理人が代理権を持っていればいいのですが、自称代理人の場合は注意が必要です。

 例えば、売主の自称代理人との交渉で、1,000万円の土地を800万円で契約した場合。

あとで、売主本人が、

 「800万円なら売らない」

と言うケースも実際にあります。

もし正式な代理権がない場合、契約そのものが無効になります。

ですから、代理人場合は、代理人の資格があるどうかを書面で確認してください。

その場合、委任状だけでなく、売主の印鑑証明書も要確認です。

 二つ目は、不動産業者が免許業者かどうか確認してください。

たまに、免許なしで免許業者らしく事業している人はいます。

そういう人をブローカーって言うのですけどね。

ブローカーは、事務所で契約しましょうとは言いません。

なぜなら、免許業者なら必ず、事務所に免許証を壁にはってあります。

 免許業者でないことがばれるので、必ずお客さまの所に行くのです。

なぜ、免許業者でないといけないのでしょうか?

それは、損害賠償になった場合、賠償金を払ってもらえないことがあるからです。

 免許業者は、営業を始めるときに営業保証金の供託が法律で義務付けられています。

 消費者は、不動産の取引から受けた損害額をこの供託金から補填できるようになっています。

ですから、あなたが土地を買うときは、免許業者と取引してくださいね。

 三つ目は、手付金は10%以上払わないでくださいということです。

 通常、双方でなにも決めていない場合、手付金はすべて「解約手付」になります。

 買主は手付金を放棄することで、売主は手付金の2倍を買主に払うことで契約を破棄できます。

 仮に、皆さんが契約を解除したい場合、払った手付け金は返ってきません。

もちろん、ローン特約をつけていれば手付金は全額返ってきます。