家を買うタイミングについて

「今が買い時」そう言われると、

 いつの時代、どの商売であっても、物を売る側は売ることに生活をかけています。

 従って、買う側と同じくらい必死だと考えるべきです。

 「皆の優遇措置は今年中に着工しないと無効になります」

 「すぐに手付金を払わないと、別のお客様が手を挙げればそちらに回ってしまいます」

 「○月○日までに契約すれば、減税期間が長くなります」

 営業担当者の言葉は、決して嘘ではありません。

 それだけに、「今すぐ買わないと大損をするのではないか」と迷ってしまうのは人情です。

 しかし、少し冷静になりましょう。仮に慌てて土地を買ったとして、

そこに建てる家は決まっていますか?土地によって、

 建てられる家は制限されることがあります。地盤や環境など、

 周囲の状況も時間をかけて見極めないと、

 本当に満足できる土地かどうかはわかりません。

 その土地を買うためのローンで、無理をする可能性はありませんか? 

能力を超えたローンを組めば、数年後に返せなくなって買った不動産を安値で売却し、

さらにローンが残るなどということにもなりかねないのです。

 揺れた心では、冷静な判断ができないことがあります。

 今は多少の損になるとしても、

 後々になって生活を破綻させるような事態を招くよりはずっといいはずです。